今季J1の山形が17日、天童市内で新加入会見を行った。全6選手が守備的ポジションで、石崎信弘監督(56)は「しっかり守れなければJ1では戦えない」と補強の意図を説明した。今季のスローガンは「山形総力戦」に決まった。各選手のコメントは以下の通り。

 GK摂津颯登(18=山形ユース)「会見は緊張しました。山形に来て3年経つけど、車がないので山形の遠くまで行ったことがない。運転できるようになったら観光に行きたい」

 DF渡辺広大(28=仙台)「仙台に10年いて、練習への厳しさを忘れかけていた部分があった。心機一転、頑張りたい。甘いものは全部好きなので、何でも差し入れしてください」

 DF宇佐美宏和(27=湘南)「石崎監督のもとで成長したかったので、移籍に迷いはなかった。ポジションは小学校の時から変わらず、生粋のサイドバックです」

 DF瀬川和樹(24=群馬)「山形は去年対戦して、単純に強いチームだと思った。攻撃面が武器なので、目に見えた結果を残す。早く顔と名前を覚えてもらえるように活躍したい」

 DF高木利弥(22=神奈川大)「ついに始まるな、という気持ち。守備は得意だと思っていないので、キャンプで徹底的に鍛えてポジションを取れるように頑張る」

 MFアルセウ(30=マリリア)「柏時代、石崎監督から攻守の切り替えをうるさく言われた。また一緒にやれてうれしい。日本食は納豆と生卵以外、問題なく食べられます」