J2岐阜は21日、長良川メモリアルセンター(岐阜市)での合同練習で始動した。
いきなり15分×4セットの約1時間、走り続けるトレーニングで練習がスタート。軽快に走るイレブンに就任2年目となるラモス瑠偉監督(57)は「ほぼ、みんなが自主トレをやってくれていたと思います。雰囲気が非常によかったですよね」と満足な表情を見せた。
今シーズンを勝つためにラモス監督は3つの課題を挙げた。
<1>チーム内競争
「まだスタメンが確定している選手は1人もいない」と話し、チーム内の活性をあげる考えだ。
<2>1対1で負けない
「これで負けてたら戦略やシステムなんて何も関係ない。とにかく1対1で勝って失点を減らすこと」。
<3>ぶれない考え
「夢はかなえるもの、あきらめない」と強い気持ちを持って戦う。
昨季17ゴールをあげ、J2得点ランキング4位のFWナザリトがチームを去った中、補強について指揮官は「玉田と大黒が欲しかったけどね」と悔しさを隠さなかったが、元日本代表DF高木和道(34)ら新戦力11人とともに10位以内を目指す。