<J1:横浜1-0浦和>◇第1節◇8日◇日産ス

 6年ぶりJ復帰弾とはならなかった。浦和高原は前半9分にチーム初シュートとなる左足ミドルを放ったが、枠をとらえられなかった。後半にも1本放ち、結局シュートは2本。渡独前のJリーグ最後の試合となった02年11月30日名古屋戦以来1925日ぶりのゴールは奪えなかった。「どう打開するのか工夫がなかった」と反省した。

 ことごとくつぶされた。エースを警戒する相手DFに何度もブロックを受けた。「自分がポストに入るところが読まれていた。(原因は)オレ個人の部分もあるし、チームのサポートの部分もある」と分析した。高校時代から高原を知るMF平川は「タカが体を張ってキープしていたが、中盤のサポートが遅かった」と不発に終わったエースをかばっていた。