<J1:神戸2-1G大阪>◇第8節◇27日◇ホムスタ

 G大阪がまた「天敵」にやられ、今季2敗目を喫した。2得点を決められた大久保について、西野監督は「彼は日本を代表するストライカー。警戒していたが、その上を行かれた」と脱帽した。昨季からリーグでの神戸戦は3試合5失点で、そのうち大久保には3得点1アシストを決められている。この日も切れ味鋭い動きに、なすすべがなかった。

 リーグ3試合白星なしで、8位に後退した。昨季は2敗目を喫したのが8月15日の20節浦和戦。今季は12試合も早い。得点数もリーグ11位タイの「9」で「超攻撃」を掲げた昨季の面影はない。MF橋本は「普通の数字になってる」と首をかしげた。3年ぶりのV奪還へ、不安だらけの1敗だ。【北村泰彦】