21日の浦和-川崎F戦の終了直後、浦和サポーターの男が川崎Fの客席にペットボトル4本を投げ込み、7人のサポーターに当たるトラブルが発生した。男は連携した両軍サポーターに取り押さえられ、警備会社に引き渡された。

 その後、浦和側の事情聴取で容疑を認めたため、身柄を浦和東署に送られ、被害届の提出を希望した3人とともに取り調べを受けた。浦和はすぐに男への無期限入場禁止処分を決めた。

 5月17日のG大阪戦でサポーター同士が衝突し、Jリーグから史上最高額の2000万円の制裁金を科されたばかり。今回はサポーターの協力を得て、逃亡寸前の男を水際で捕まえる迅速な対応を見せた。今後の対応についてはJリーグに委ねられることになりそうだ。