静岡学園高FW安藤大介(3年)が9月25日、関大社会学部のSF(スポーツフロンティア)入試に合格した。関西学生リーグ1部所属の同大は、05年の総理大臣杯全日本大学トーナメントを制した強豪。MF安藤淳(J1京都=23)、MF藤井豪、DF川端良介(ともに1年)ら静岡学園OBが多数活躍している。安藤は「勉強と両立して、将来的にはプロを目指したい」と目標を掲げた。

 運動量が豊富で相手をかき回すプレーが武器。中学時代は札幌ユースU-15に所属し、クラブユース16強を経験。中学卒業後は親元を離れ、静岡に来ることを決意した。スキルアップのためのつらい練習に耐え3年間、サッカーのために時間を費やした。

 18日からは選手権2次リーグ(L)が再開する。両親は11月1日に始まる決勝トーナメントから応援に駆けつけるため安藤は「2次Lは絶対に負けられない。自分が点を取って3年間の成果を見せたい」と意気込む。大学入学前に、高校生活最後の大会となる全国高校選手権で日本一を狙う。