G大阪が元韓国代表DF朴東赫(パク・ドンヒョク、29=蔚山現代)と韓国代表FWチョ・ジェジン(27=全北現代)を獲得することが22日、濃厚となった。今月中旬にクラブ幹部が韓国に渡って最終交渉を行い、2人の獲得に見通しが立った。全北現代と複数年契約を残しているチョ・ジェジンについても、クラブ幹部が「(金銭面の交渉は)うまくいっているようだ」と話した。

 攻守で効果的な補強だ。2人とも身長185センチで、今季のG大阪に足りなかった高さが補える。チョ・ジェジンは清水に在籍した07年までの4年間で101試合45得点とJでの実績十分で、2人のどちらかに来季から新設されるアジア枠を適用する。既にFWルーカスの残留は決定し、神戸からFWレアンドロの獲得も決定的で年内にも外国人補強が完了する。また、オファーを出していた清水の日本代表DF高木の獲得も決定的となった。