コンサドーレ札幌の石崎信弘監督(50)が、札幌での多忙な2日間を終えた。就任記者会見から一夜明けた14日は、午前中に上田文雄札幌市長、午後は高橋はるみ知事を、矢萩社長とともに表敬訪問。それ以外にもスポンサーへのあいさつなどで、札幌市内を駆け回った。

 あらためて新天地での目標も明言した。高橋知事に「J1に1年で上がるのは絶対使命と思ってます」とはっきり口にした。上田市長に「昨年は終盤に息切れする試合が多かった」と指摘されると「90分戦える精神力とフィジカルを鍛えていかないといけない」と強いチームづくりに意欲をみせた。

 13日に来道し、この日夜に帰京というハードスケジュールだったが、前夜はジンギスカンとビールで心身ともリフレッシュした。札幌指揮官としての気持ちが高ぶった2日間を終え「グアムと熊本での成果が今季の大きなポイントになると思ってます」と本格始動へ向けた。