大分が、開幕2戦目もドタバタ調整を強いられた。京都戦(14日、九石ド)を2日後に控えた12日、DF森重真人(21)が右すねを痛めて練習を途中で切り上げるアクシデントが発生した。

 開幕戦を欠場したMFエジミウソンが戻った主力組に、また離脱者が出た。紅白戦で右足を踏ん張った森重が、そのままピッチにうずくまった。「初めての痛みだった。つま先立ちができなかった」。すぐに病院でMRI(磁気共鳴画像)検査。「検査的には問題なかった。明日、治ること信じて寝ます」と森重は早期回復を祈った。

 この日は、FWウェズレイも右太もも裏違和感で別メニューだった。さらにシャムスカ監督は「森重は明日(13日)チェックしないと分からない」と最悪のシナリオも想定。MF西山、梅田らを入れ替えながら、2通りのシステムを緊急テストするなど対策に追われた。