札幌FW中山元気(27)が昨年12月6日のJ1最終節鹿島戦以来190日ぶりにベンチ入りすることが確実になった。グアムキャンプ中に右ひざ内側靱帯(じんたい)を損傷し、4月中旬にチーム練習に合流。5月にはオフの間に転倒して顔面を負傷するなど災難続きだったが、ついにチャンスが訪れた。11日の道都大との練習試合で本職ではない左サイドバックで出場して1アシストを決めるなど上り調子。「いろんなポジションにチャレンジしている時期。じっくりと頑張りたい」と闘志を見せた。今季から副主将を務める“ムードメーカー元気”がベンチに元気を注入する。