パスよりゴール!

 G大阪の日本代表MF遠藤保仁(29)が「ストライカー宣言」だ。練習再開日の22日、紅白戦で右の2列目に入った。流れの中からゴールを奪うイメージを膨らませ「ムダ走りも大切。裏に抜けてシュートを強く意識したい。(今季終了までに)15点くらいは取りたいね」と意欲を見せた。

 チームのゴール数の内訳は、公式戦51点のうち31点がFW。6割以上を占めているだけに西野監督も「中盤からのゴールが浮上の鍵を握る。ヤット(遠藤)にはパスよりも、飛び出してゴールを取ってほしい」と期待した。G大阪は前節で柏に2-0と勝ち、公式戦の連敗を4で止めたばかり。次節25日大分戦(万博)が出場停止明けの遠藤は「ゴールゲッター」になって、チームを浮上させる決意だ。