J1磐田が24日、東京からDF金沢浄(33)を完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は今季終了までで、移籍金は推定で1200万円。背番号は16に決まった。26日からチームに合流する予定で、早ければG大阪戦(29日)から出場することが可能だ。

 金沢は、豊富な運動量と正確なキックを武器に、左サイドバックやボランチまでこなすが、今季はわずか4試合の出場にとどまっていた。02年までプレーした磐田から獲得オファーを受け、7季ぶりに復帰することを決断した。磐田時代の02年には、22試合に出場しチームの完全優勝に貢献。現在、J1通算186試合出場のキャリアを誇るベテランは「今まで積み上げてきたものを十分に発揮し、チームに貢献したい」とコメントした。

 磐田は今季、MF山本脩を起用していたが、本職の左サイドバックを探していた。シーズン途中での移籍も、スムーズにチームにとけ込めると判断し、正式契約に至った。