横浜嘉悦朗社長代行(54)が、チーム改革に自信を見せた。4日、木村浩吉監督(48)との契約を今季限りで解除すると発表した。3年契約の1年目だが、同代行は「チーム成績の不振が理由です。昨年から改善していない。ここが最大のポイントです」と理由を説明した。04年の優勝以降、10位前後に低迷していることから「このままではクラブがダメになる。危機感を持っており、マリノス復権のため苦渋の決断をした」と語った。

 後任監督については「具体的には話せませんが、後任のことも当然考えて進めています」と話した。ただ「今はクラブが余裕のある状態ではない。リスクは最低限にする必要がある」と口にしており、監督の経験者から人選していくことになりそうだ。これまで、監督交代が必ずしもチーム改革に結び付いていない点について問われると、「できると信じている」と語気を強めた。今月中には発表する予定だという。