虎党のG大阪DF安田理大(21)が、引退を表明した阪神赤星の機動力を受け継ぐ。10日は12日の天皇杯準々決勝鹿島戦に向け非公開調整。リーグ戦では1-5と大敗し、V逸につながった宿敵だ。雪辱戦になるが安田は「レッドスター赤星」にちなみ、スパイクのひもを赤にして臨む。「赤星さんのように走り回って、鹿島を混乱させたる。少しは足が速くなるように、スパイクのひもは赤にします」。チーム全員が参加した前夜の決起集会の最中に引退報道を知ったが「ショックでビンゴも当たらんかった」としょんぼり。機動力を生かして走り勝つつもりだ。