満身創痍(そうい)のG大阪GK松代直樹主将(35)が、29日の天皇杯・準決勝仙台戦(国立)に強行出場する。右ひざと左足首を負傷し、28日の練習を回避。GKは藤ケ谷がA型インフルエンザで離脱しており、西野監督は「患部は腫れているが、ゲームをにらんでいる」と強行起用する構え。今季限りで引退の可能性が高い松代も、残り2戦に全力を尽くす考えで「痛いくらいの方が集中できる。いい試合にしたい」と強気だ。