「暴れ馬」を走らせる!

 G大阪は2日、関西空港から合宿地のグアムに向かった。出発前に西野朗監督(54)は「ブラジルの暴れ馬」こと新加入のFWゼ・カルロス(26)に注文。「最低限の守備はやってもらう。どんなに実績のある外国人選手にも、チームのコンセプトは守ってもらったからね」と不敵に笑った。柏監督時代には、W杯で活躍したブルガリアの英雄ストイチコフにも前線からの守備を求めたという。DF山口ら選手もムチを入れるつもりだが、ゼ・カルロスは「今のサッカーは前からボールを追うのがスタンダードだ。自分のやるべきこと」ときっちり応える心意気だ。