C大阪から移籍し、6月24日に合流したばかりの山形DF前田和哉(27)が、先発確保へ猛アピールしている。自身初めての移籍だがかつての同僚であるFW古橋、MF下村らの協力もあり「2、3日で溶け込めました。みんな温かく接してくれてます」(前田)。6日の午前練習で、定位置を争うDF西河が右足を痛めリタイアし、仙台とのみちのくダービー(17日)でのデビューも、見えてきた。注目の一戦を見据える前田は「いい時期に(山形へ)来たと思います。初めて来た東北で、そういう試合で活躍したら多くの人に温かく迎えてもらえるじゃないですか」と目を輝かす。激しいプレーを、サポーターへのあいさつ代わりにするためにも、まずは先発のイスをつかむ。