退任する鬼武健二チェアマン(70)は、クラブの経営難を心配していた。J2大分や東京Vなど経営に苦しむクラブが相次ぎ、Jが基金を貸し出す事態となっている。鬼武チェアマンは「私の在任中に起こった出来事で、責任を大きく感じている」。今後は名誉会員になることも決まっており「新チェアマンのお邪魔にならぬように、お手伝いしたい」と最後まで気にかけていた。