G大阪の日本代表MF遠藤保仁(30)を、セリエA・ボローニャが身辺調査していることが2日、分かった。イタリア紙が報じ、関係者もボローニャ側がW杯の日本戦全4試合のDVDを分析するなど、獲得に向けた打診があることを明かした。既に現地では同じセリエAのジェノアが、獲得に乗り出しているとの報道があったばかり。

 2日付の現地紙もサイト上で、ジェノアが日本市場での商業的な価値も含めて遠藤の獲得を視野に入れているとあらためて伝えた。近日中にセリエAの担当者が来日し、G大阪戦を視察することも検討しているという。W杯1次リーグデンマーク戦でFK弾を決めるなど、欧州での評価が高まりつつある。これまで遠藤は「イタリアの(守備的)スタイルは嫌い」と話しているが今後、正式オファーが届けば本格的な交渉に入る可能性がある。