浦和がサポーターとクラブ首脳の直接対話を「生中継」することが15日、分かった。24日にさいたま市民会館うらわで開催する毎年恒例のトークイベント「Talk

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 Together」の様子を、Jリーグや地元ラジオ局の協力を得て、インターネットラジオで発信することが決まった。クラブイベントの中継は異例で、経営やチームの強化方針などを広く理解してもらう機会となる。

 イベントには橋本社長、柱谷GM、フィンケ監督が出席。午後7時から2時間、前半戦の総括とともに、参加者からの質問や意見に直接首脳陣が回答する。入場は無料で定員は400人。12日から同市内のオフィシャルショップで整理券を配布したところ、2日目までに330人が殺到し「追加公演」など新たな対応を再検討していた。関係者は「ネットを利用した発信で、来場できない方にもクラブの現状を理解していただく機会になれば」と話す。

 浦和は14日の名古屋戦(豊田ス)で3連敗となり、順位も11位に後退。タイトル奪回と来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位以上という目標を掲げ、後半戦にどのような方針で臨むのか。サポーターの関心は高まっている。