浦和が主力選手の大量不在により、9月5日の天皇杯2回戦を、ベンチ入りメンバー18人ぎりぎりでの戦いを強いられる可能性が高くなった。DFマシュー・スピラノビッチ(22)とMFウィルフリード・サヌ(26)が24日、それぞれオーストラリア代表、ブルキナファソ代表に招集された。スピラノビッチは30日から9月9日まで、サヌは29日から9月5日までチームを離れる上、MF阿部のレスター移籍も決定的になった。さらにMF山田直が右すね、MF梅崎が右ひざ、MF鈴木が右ふくらはぎを痛め、FW田中も右肩脱臼で負傷離脱中。現時点で27人いる登録メンバー中、最低でも7人を欠く可能性がある。今回の相手は9月3日に行われる埼玉県代表と栃木県代表の勝者。昨年は同じ2回戦で松本山雅FCに敗れているだけに、柱谷GMは「去年の二の舞いにならないように。いるメンバーでやるしかない」と話した。