前節栃木戦で実戦復帰したばかりの札幌DF岩沼俊介(22)が、左大腿(だいたい)部肉離れのため、再び戦列を離れることが25日、分かった。栃木戦翌日22日の練習で違和感を訴え、この日もクラブハウスでの筋力トレと治療に専念。3、4週間の別メニュー調整が必要で、29日の愛媛戦、5日の天皇杯2回戦の2試合は欠場が濃厚となった。「しばらくはボールを使わないで調整していくことになる」と佐川チーフトレーナー。最短でも9月11日の大分戦(鴨池)での復帰となる見込みで、岩沼は「歩く分には大丈夫だが、まだ足を振るときなどに痛みがある」と話していた。