J1大宮の渡辺誠吾社長(55)は19日、さいたま市内で会見し、07年11月から主催試合で入場者数の水増し発表をしていたことを認めた。

 クラブ側からは困惑の声が上がった。川崎Fの武田信平社長は「イメージは悪いよね。何でそんなことをしたのか」と首をかしげた。リーグ側は各クラブに公式入場者数の定義を通達するなど、再発防止の徹底を図っていくという。浦和の橋本光夫社長は「きちんと改善されたということや、ほかのクラブはちゃんとやっているというのをJリーグとして示していかないといけないのでは」と強調した。