左太もも裏肉離れでリハビリ中の横浜の日本代表DF栗原勇蔵(27)が15日、早くもランニングを開始した。6日の湘南戦で負傷して全治4~6週間と診断され、今季絶望とされていたが「痛みが早く治まった」。早ければ27日G大阪戦にも戦列復帰する。来年1月アジア杯出場も希望が出てきた。残り4試合で現在7位だが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位以内の目標はあきらめていない。DF中沢佑二(32)も左ひざ内側側副靱帯(じんたい)損傷で長期離脱中だけに、栗原は万全でなくても「やれるなら出る」。木村監督は「人間を超えた回復力で(見た目も似ている)シロクマみたい」と喜んだ。