来季ACL出場権獲得を狙う浦和が、今日17日の天皇杯4回戦磐田戦(埼玉)で主力ダブルボランチを同時に欠くピンチに陥った。左内転筋痛で戦列を離れている日本代表MF細貝に加えて、MF柏木陽介(22)も右太もも前部の肉離れで離脱。前節京都戦で負傷し、別メニューで調整を続けていたが、16日のさいたま市内での練習に合流できず、広島から今季加入後初の欠場が決まった。

 フィンケ監督は柏木の復帰時期について「肉離れの場合、通常ならば7~10日間はかかる。中盤の構成を考え直さなければならない」と頭を悩ませた。磐田とは今季、J公式戦で3度対戦して1分け2敗。厳しいシーズン終盤戦を迎えた。