G大阪の元韓国代表2人が、母国を心配した。FWチョ・ジェジン(29)は板門店の軍事境界線(38度線)と接する坡州(パジュ)市に実家があり、FWイ・グノ(25)も北朝鮮による砲撃を受けた延坪島に近い仁川広域市の出身。大阪・万博練習場で調整した24日、チョは「すごく悲しいことで、つらいです。家族とはすぐに連絡を取って、無事を確認したけれども、痛ましい出来事が起きてしまった」と嘆き、悲しんだ。イはこの日の調整後、足早に練習場を後にしたが韓国語通訳は「(イ・)グノは家が(砲撃を受けた場所から)すごく近いから、本当に不安そうでした」と話した。日本で働く元韓国代表たちは、近くて遠い祖国を思いながら胸を痛めている。