清水は12日、MF兵働昭弘(28)が柏へ、FW藤本淳吾(26)が名古屋へ、FW原一樹(26)が浦和へ完全移籍することを発表した。

 それぞれ、生え抜きの選手で、兵働は昨季まで2年連続主将を務めたとあって「悩み抜いた末に決断しました。もう一回り大きくなるためには、環境を変え、チャレンジすることが自分には必要だと考えました」「エスパルスは家族のようなチームでした。6年間いれたこと、キャプテンまでさせてもらえたことを誇り思います」とクラブを通じて決断までの複雑な胸中を明かした。藤本は「6年間ありがとうございました。引き続き応援していただけるとうれしいです」。原は「この4年間、エスパルスと静岡の街に成長させてもらいました」と、それぞれ話している。