浦和のペトロビッチ新監督(45)が24日、「情熱維新」流の采配を見せた。遠征中の日本代表MF柏木陽介(23)とDF永田充(27)に、2週間もの長期休暇を与えることを決断した。

 準決勝に進出した2人に、大きなプレゼントだ。監督は「年末からずっとトレーニングと試合を続けていて、休みがまったくない。自分たちが考えているより長く休みをあげる」と、ニンマリ。帰国後、2週間のオフを入れると、開幕まで3週間のみ。それでも「人間にとって休みは絶対に必要」と、理由を明かした。オフの間に予定されている後援会のパーティーなど、チーム公式行事にはクラブの顔として出席させる意向。