プレナスなでしこリーグ浦和の来季監督に、今夏U-20(20歳以下)女子W杯の代表コーチを務めた手塚貴子氏(42)の就任が22日、決定的となった。関係者によると、すでに条件面で合意に達しているという。手塚氏は10年から女子代表の世代別代表コーチを経験。昨年はU-19とU-16のアジア選手権優勝が評価され、アジア最優秀女子コーチにも選出。若手育成に定評があり、MF猶本や柴田ら教え子たちを中心としたチームで巻き返しを目指す浦和にとっては最適な人材だ。チームにとっては初の女性監督となる。

 また、この日、浦和は村松浩監督(53)の退任を発表。同監督は「若い選手も伸びてきているので、次の監督での成長を見守りたい」とエールを送った。