G大阪のMF宇佐美貴史(19)が「大阪はガンバ」を証明する。今日24日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)は、ホーム万博でC大阪との大阪ダービー。23日は万博練習場で1時間の最終調整を行い「大阪と言えばガンバですし、ACLの舞台でもセレッソに見せつけたい。日本全体も『やっぱ大阪はガンバやねんな』と思ってくれれば」と関西弁で強気に言い放った。

 「先輩」としての自信だ。J1ではC大阪より2年早い93年の初年度から戦い、ACLも4年連続5度目。初参加の宿敵よりも歴史を積み上げてきた自負がある。「ヤット(遠藤)さんらがいて、苦しい時でも勝ちにつなげられている。サッカーの成熟度は上回っている」。今季序盤は本来の動きを失いかけたが完全復調。2年連続で阻まれている8強への壁へ、宇佐美は「そろそろ乗り越えないと」と気合十分だ。