清水FW高原直泰(32)が6月の連戦に向けて準備完了を強調した。5日のナビスコ杯甲府戦は足の付け根に違和感を訴え欠場したが、7日の練習は完全合流。「ゲームが続くから監督と話し合って無理してやるよりはということだった」と、2日間は治療に専念し、次戦から始まる16日間で5戦の過密日程に備えた。

 4日に誕生日を迎え、次戦は32歳最初の試合になる。「むしろ、今が働き盛りですよ。まだまだ、全然いけますよ」。この日の対人練習でも切れ味鋭いプレーを披露。腰を素早く回転させて強烈なシュートを連発するなど、健在ぶりをアピール。今季チーム単独トップの3得点を挙げるベテランが「若さ」で夏を乗り切る。【為田聡史】