「シュートの特訓」でゴール量産だ!!

 清水の攻撃陣がシュートを打ちまくった。8日、約1時間半の練習時間のうち、約1時間をシュート練習に費やした。冒頭は全体でクロスからのシュートの形を約30分間繰り返した。さらに終盤にも攻撃陣のみ居残りでシュート練習を敢行。FW伊藤翔(22)が「200本ぐらいは打ったんじゃないですかね」と話すほど、大量のシュートを打った。

 ナビスコ杯甲府戦を含め、今季公式戦4試合が無得点。リーグでは首位を走る柏の16得点に対し清水は半数の8得点にとどまっている。

 FW高木俊幸(20)は「FWとして得点が取れていないんで、練習をやるしかない」。伊藤も「シュートのうまさは数に比例する。試合をイメージしながら、いい練習ができた」。両選手とも次戦でのJ初ゴールへ好感触を示した。得点力アップは試合結果にも直結する。【為田聡史】