公式戦4連敗中の横浜に、復帰戦となるMF中村俊輔(33)が「落ち着き所」を作る。11日の全体練習に参加。今日12日の天皇杯2回戦讃岐戦(ニッパ球)の18人のメンバーに入り、8月24日のリーグ戦C大阪戦以来の実戦復帰が確実になった。左太もものケガで戦列を離れている間に、チームは9月24日のリーグ戦仙台戦以降、ナビスコ杯も含めて4連敗中。試合では途中出場が濃厚だが、「ここでは取られないというところ。味方を気持ち良くプレーさせる。それが出来るように」と思い描いた。連敗中は、守備ラインからの苦し紛れのクリアボールが目立った。勝利のポイントは「個人のボールキープ、集団でのボールキープを上げること」(中村)になる。相手は3部リーグに相当するJFL所属だが、しっかりと勝って連敗を止め、優勝を目指すリーグ終盤戦につなげる。