G大阪の来季組閣が、ブラジル出身者で固められることが19日、確実になった。元日本代表FWの呂比須ワグナー氏の監督就任がライセンスの問題で見送りになり同氏はヘッドコーチ就任が既に決定的。この日、滞在先のブラジルから帰国した山本浩靖強化本部長は、新監督とアシスタントコーチ、フィジカルコーチを含む4人をブラジル出身者にすることを明かした。元京都監督のオスカー氏らが候補に挙がる新監督は現時点で2人に絞り込んでおり、同本部長は「年内に2人の候補者とも協会の(監督)審査に出す」。慎重に結論を出す方針だ。