G大阪のMF遠藤保仁(32)が、オーバーエージ(OA、年齢制限枠外選手)でのロンドン五輪出場へ強力な後押しを受けた。G大阪セホーン監督が宮崎合宿中の16日、招集要請を受けた際の対応について初めて語った。指揮官は「呼ばれた時に、後釜の選手が(遠藤の役割を)できるように戦力アップをしていく」と要請に応じる考えを示唆した。五輪を1年後に控えた昨夏、遠藤は「五輪にはこだわりがある。出たい」と話しており、現在もその考えは変わっていない。U-23日本代表が五輪出場権を得た後、関塚監督がOAでの招集を決断すれば、スムーズにメンバー入りしそうだ。