名古屋が来季新人の目玉、福岡大DF牟田雄祐(21=筑陽学園)を獲得することが17日、決定的となった。

 <そのほかの来季有望新人>

 大学生では明大MF三田啓貴が東京、中大MF六平光成の清水入りが決定。ロンドン五輪代表MF清武の弟で、福岡大MF清武功暉は進路未定だが、今季は鳥栖の特別指定選手としてプレーしている。高校生では大津DF植田直通が大争奪戦となっている。Jの下部組織(ユース)にも逸材が多く、オランダPSVも獲得に乗り出した神戸DF岩波拓也は、既にトップチームとプロ契約。名古屋にも日本代表FWハーフナーの弟、DFハーフナー・ニッキが所属。Jリーグにはプロ野球のようにドラフト制度がなく、新人獲得は実質的に自由競争となっている。