磐田DFチョ・ビョングク(31)の復帰が近い。11日、2部練習で調整。右膝内側靱帯(じんたい)損傷で約1カ月半離脱していたチョは1時間半のリハビリメニューを消化した。ステップやドリブル、ジャンプヘッドなどの一連の動きを軽快にこなし「ボールを使う部分は不安があるけれど、走ることは問題ない。今週合流を目標にしている」と早期復帰を誓った。

 次戦はセンターバックの藤田が累積警告で出場停止。DF千代反田も別メニューで調整しているため、回復次第では即先発の可能性もある。不動のストッパーはJリーグ2年目で初の長期離脱を経験。リーグ4位と好位置につけるチームを離れてリハビリを続けてきた。チョは「責任を感じている。残りの試合は全て決勝戦のつもりで戦いたい。長く休んだのでチームの力になりたい」と、鉄壁の守備で貢献する。【神谷亮磨】