清水のDF平岡康裕(26)が12日、次節東京戦(15日)へ闘志を燃やした。8日の天皇杯2回戦アルテリーヴォ和歌山戦は左太ももの違和感で試合直前に出場を回避したものの、練習を再開した11日からはフルメニューを消化。この日も主力組のCBに入り、精力的に調整をこなした。「疲労で少し違和感があったけど、今はもう痛みもないし、何も問題はない」と、明るい表情で話した。

 リーグ戦残り10試合を残して現在、順位は7位。ACL圏内の3位浦和との勝ち点差は5と、上位進出へ踏ん張りどころだ。さらに、東京とは10月13日にナビスコ杯準々決勝第2戦も控えているだけに絶対に負けられない。平岡は「ホームで勝ち点3はもちろん、無失点にこだわっていきたい。ナビスコに向けてもたたいておかないといけない」と、力強く話した。