磐田DF菅沼駿哉(22)が“古巣”との対戦で完封勝利を狙う。チームは27日、1日のオフを挟み練習を再開。午前中はフィジカルトレーニング中心のメニューを行い、午後はゲーム形式練習を行った。今季、G大阪から期限付き移籍で加入したDF菅沼駿は次節もセンターバックとして先発することが濃厚。相手は残留争いをしているが「成長した姿を見せたい。ジュビロの一員として力を出すことがプロ選手だと思う」と力強く話した。

 チームは現在、8戦未勝利(6敗2分け)と約2カ月間勝利から遠ざかっている。前節終了時で今季の残留は決まったが、このままでは終われない。来月15日から再開する天皇杯につなげるためにも、悪いイメージは払拭(ふっしょく)したい。センターバックとして20試合出場している菅沼駿にとっても1年間の集大成を見せる舞台。菅沼駿は「久しぶりにゼロで抑えて勝ちたい」と11試合ぶりの無失点を誓った。【神谷亮磨】