元日本代表の鹿島FW興梠慎三(26)が、浦和へ完全移籍することが29日、決定的となった。複数クラブから獲得オファーを受けていたが、親しい関係者に浦和入りの意志を伝えた。興梠は天皇杯G大阪戦に後半17分から出場。試合後は、鹿島スタンドに13番のユニホームを投げ入れ何度もお辞儀するなどしていた。また、DF新井場徹(33)がC大阪に移籍することも確実となり、今日30日に発表される。家族は5年前から大阪に移り離れて生活。鹿島からも延長オファーを受けていたが、悩み抜いた末に決断した。MFレナト(28)の退団も決定的となった。