G大阪は12月31日、今日元日の天皇杯・決勝柏戦(国立)に向けた最終調整を行った。

 決勝戦限りで退任する松波正信監督(38)が、ラスト采配に向け闘志を燃やした。この日の練習も完全非公開、最後まで緊迫感を保ち続けた。38歳の若き指揮官は「2013年に世界で最初のチャンピオンになれるチャンス。このスタッフでやれるのも最後。優勝して、みんなと喜びを共にしたい」。MF倉田も「J2に降格した悔しい気持ちを忘れず、最後は優勝して終わりたいです」と話した。松波体制から、来季は長谷川体制へ。最後の一戦で死力を尽くし、タイトルを置き土産にするつもりだ。