清水は1日、東国大(韓国)と練習試合を行い0-1で敗れた。2本目の28分、カウンターから左サイドを崩されて先制点を献上。その後、1本目で交代していたFW白崎凌兵(19)とMF八反田康平(23)を再投入。猛反撃を仕掛けたが、決定機で精彩を欠き無得点に終わった。八反田は「相手は大学生。負けてはいけなかった。決めるところでしっかり点を取っていれば、負けるような試合ではない」と表情は厳しかった。

 今日2日からは、4試合の実戦が予定されている恒例の鹿児島キャンプがスタートする。アフシン・ゴトビ監督(48)は「瀬沼(優司)、バレー以外に、どのポジションでも点を取れる選手を探すことが重要になる」。八反田も「今日の試合もそうだったけど、ゴール前での質が今季の課題。キャンプでは、ただの練習試合とは思わずに1試合1試合大事にプレーしていきたい」と課題を口にした。【前田和哉】