J2横浜FCのFWカズ(三浦知良=46)が侍ジャパンに日の丸の誇りを見た。19日の練習後、日本が敗れた前日のWBC準決勝について言及。走塁ミスのあった8回の場面を振り返りながら「応援してたけど残念だったね。1人だけのミスで負けるということはない。もっと分析していけば、いろんな要因があると思う」と、一塁走者としてタッチアウトとなったソフトバンク内川をかばった。

 そして、試合後にベンチから立ち上がれない内川の姿に共感した。

 カズ

 あの内川さんの涙が、日本代表の重みを物語っている。ペナントレースでは、ああいう姿は見せないでしょう。代表の試合は日本国民のほぼ全員が応援するからね。

 自身も長年、日本代表を経験しており、昨秋にはフットサルW杯に出場した。日の丸を背負う責任感は、誰よりも分かっている。【由本裕貴】