「ハマのメッシ」こと、横浜のFW斎藤学(23)が、次節10日のホーム鳥栖戦(ニッパ球)を欠場する可能性が出てきた。横浜市内で行われた6日の練習は、右足首痛のため完全別メニューで調整。先月31日の柏戦で痛め、3日の湘南戦の試合途中で再発し、後半31分で交代していた。捻挫とみられ、チームドクターの診察と治療を受けている。

 斎藤は右足をテーピングした姿で「1日も早く治したいです。それだけです」とだけ話し、言葉少なに帰路に就いた。樋口監督は「今日はまだ痛みが残るということなので。(次戦の出場は)1日1日の経過を見て判断していきたい。日曜日(4日)に比べればだいぶ良くなっている」と話したが、今日7日の全体練習に復帰できなければ、鳥栖戦の出場は微妙な状況だ。

 斎藤は先月の東アジア杯(韓国)で代表デビューを果たし、初ゴールも決めた。今月14日にはウルグアイ戦(宮城ス)が控え、明日8日にメンバーが発表される。天性のドリブル技術を武器にザックジャパンで生き残りたいところだが、大きな壁が立ちはだかった。【由本裕貴】