大宮が名古屋を退団したDF阿部翔平(30)の獲得に動いていることが28日、分かった。阿部は今季、名古屋から来季の契約を結ばないことを通告されており退団が決まっていた。06年に筑波大から名古屋へ入団。ストイコビッチ体制の左サイドバックや、3バックのストッパーとして1年目からレギュラーで活躍した。今季も32試合に出場するなど正確なキックを武器に、8シーズンにわたり攻守両面で支えた。また09年には日本代表に招集(出場はなし)されている。

 大宮は今季、左サイドバックのレギュラーだった下平匠の横浜への移籍が決定的となっており、J1での実績がある阿部に白羽の矢を立てたとみられる。