ドイツ・ウォルフスブルクから獲得オファーを受けていた横浜の日本代表FW斎藤学(23)が今冬の移籍は見送り、クラブに残留する意思を固めた。昨秋から痛めている左足首の治療に専念するため、今月中に手術を受ける見通しだ。ウォルフスブルクから接触を受け、左足のリハビリ計画も提案されるなど、粘り強く移籍を勧められていた。チームメートからも「行ける時に行った方がいい」と後押しされたが、リーグ優勝を逃したことで、今季も横浜に貢献したい気持ちが高まっていた。それでも海外挑戦の夢はあきらめておらず、横浜も本人の意思を尊重する構え。6月のW杯出場を果たせば、その先に海外移籍が見えてくる。