浜松開誠館DF松原后(3年)が来季清水に入団することが5日、分かった。この日仮契約を結んだとみられる。清水の来季新加入選手は清水ユースMF宮本航汰(3年)DF水谷拓磨(3年)FW北川航也(3年)に次いで4人目。県内の高体連では今季第1号のJリーガー誕生となる。

 松原は181センチの恵まれた体格を生かした守備が持ち味で、左足の正確なキックも兼ねそなえる。同校では1年時から主力として出場し、今年2月の新人戦では初の県制覇に貢献。父の真也さんは元清水の選手として活躍し、叔父の良香さんもアトランタ五輪に日本代表として出場。サッカー一家に育ったサラブレッドは年代別日本代表にも選出されており、将来の日本代表を担う逸材だ。

 ◆松原后(まつばら・こう)1996年(平8)8月30日、浜松市生まれ。ヤマハスポーツクラブでサッカーを始め、中学時代は磐田ジュニアユースに所属。U-17、18日本代表、国体静岡県選抜に選出される。181センチ、73キロ。家族は両親、兄、弟。血液型A。