G大阪が明日15日の天皇杯準々決勝大宮戦(万博)で昨年のリベンジを果たす。前回3回戦でPK戦の末に敗れた相手で、長谷川健太監督(49)は13日、「今年はやり返したい」と話した。

 川崎Fとのナビスコ杯準決勝第2戦から中2日となるため、疲労を考慮し、先発数人が入れ替わる模様。現在2位のリーグ戦、決勝進出を決めたナビスコ杯とともに今季3冠を狙っており、指揮官は「全員で力を合わせて次のラウンドに進みたい」と、総力戦で準決勝進出を狙う。

 10月はJ1の中で最多の7試合がある過密日程なだけに、延長戦は避けたいところ。MF阿部は「去年とはチームの状態も違うし、自信を持って臨める」と胸を張る。12日ナビスコ杯川崎F戦に敗れ、公式戦の連勝は8で止まったが「決勝に進んだので勢いは止まっていない。延長は考えず、試合開始から全力でいく」と、90分での勝利を誓った。【福岡吉央】