清水は28日、次節アウェー川崎F戦(11月2日午後4時、等々力)に向けて練習を再開した。18日の横浜戦から中3日で続いた3連戦を考慮して、この日はリフレッシュを兼ねて三保海岸を散歩とジョギング。その後も「キックベースボール」を行うなど、軽めのメニューで終えた。

 大榎克己監督(49)は「修正は当然必要だが、(広島戦の)負けを引きずり続けるのも良くない。次のゲームにどう向かうかが大事。必要以上の緊張やプレッシャーを感じるのはおれだけでいい」と説明。選手もこの日だけは笑顔を見せ、リラックスムード。約2時間ほど、気分転換と疲労回復に集中した。

 前節広島戦の敗戦で、順位はJ2降格圏の16位に後退した。だが、13位甲府までの勝ち点差は2で、まだまだ混戦模様だ。川崎F戦までは残り5日。残留につながる1勝をつかむために万全の状態を整えていく。【前田和哉】