右膝痛で長期離脱しているG大阪DF西野貴治(21)が、11月22日の首位攻防浦和戦で復帰する見通しになった。29日は大阪・万博練習場で次節仙台戦に向け調整。仙台戦後はナビスコ杯決勝、広島戦を挟み、リーグは一時中断する。長谷川監督は「再発がなければ、リーグ再開までには必ず間に合うと思う」と説明。今季からレギュラー定着した期待の若手が、優勝を占う大一番で戻ってくる。

 西野はU-21(21歳以下)日本代表として出場した韓国・仁川アジア大会中に右膝内側半月板を損傷。緊急帰国して治療に専念していた。この日も2部練習を消化し「ここまでは順調です」と話した。首位浦和とは勝ち点3差の2位。大逆転Vへ戦力が整う。